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◆HDD基盤について◆

<<データ復旧 ハードディスク編 その1>>

基盤交換してはいけない理由   ハードディスク基盤(基板)とファームウェアの関係

HDDメーカ工場でのHDD生産方法

HDD基板 ROM上にファームウェアの一部が搭載されております

認識しない、異音(カコン等)がする、スピンアップ(回転)しない場合、ハードディスク(hdd)の基盤交換はしないでください

ハードディスク(hdd)の基板を交換してもデータ復旧できない理由
ハードディスク基盤(ロジック)に関する基本的知識(MAC Windows linuxすべてに共通です
 

一般にIDE(SATA含む)ハードディスク(HDD)はファームウェアが基板上のフラッシュメモリ(またはROM)とディスク上のトラック0エリア内の両方に書き込まれております。

コスト削減のためフラッシュメモリは最低限の容量しかないため、最近の肥大化したファームウェアは入り切りません。

そのため、ハードディスク自身のの起動の初期段階に最低限必要な部分だけがフラッシュメモリーに書き込まれております。

<HDD基盤上のフラッシュメモリ内にある最低限の起動情報とは>
1.スピンドルモータの回転開始及び規定の回転数にあげるまでの制御情報
2.VCM(ボイスコイルモータ)に電流を流し、ヘッド(アーム)を動かし、サーボ情報から位置情報を検出、規定の場所まで移動する
3.PC側のIDEコントローラとの通信を開始する
4.その他 そのロットのヘッド固有のパラメータ等
 
<ハードディスクの起動>
 

hddに電源が投入されると、リセットがかかり フラッシュメモリーを読みに行きます。フラッシュメモリー上の情報を読み込んだ後、メモリ上のファームウェアに基づき ヘッドがトラック0位置まで移動し、ファームウェアの残りの部分を読み込みます。
全ての情報を読み終わると ”ハードディスクとして起動”、PC(Mac )側からのアクセス待ちの状態となります。  
*ハードディスクとして完全に起動しないとBIOSからは見えません。

 
 
<重要>ハードディスクの基盤(基板)を交換した場合の問題点
ファームウェアの不一致
 

起動時 フラッシュROM内のファームウェア情報に基づき ヘッドは所定の位置へ移動 トラック0上の残りのファームウェアを読み出しに行きます。
基盤が交換されファームウェアの内容が異なっていると 誤った情報を元にブートを開始、様々なパラメータが(位置情報、ヘッド固有の情報等)異なるため 当然 残りのファームウェアが読み出せません。

通常は起動しないだけ(ファームウェアを読み出せない)ですが、本来メーカーでも想定されていない事態ですので組み合わせによっては何が起きるか分かりません。

また、交換したハードディスク固有のパラメータ(ヘッド補正情報等)によって自動修復され 症状を悪化させるケースもあります。

 

BIOSで認識しない、マウントしないHDDの データ復旧出来ます

 

BIOSからハードディスクを認識しなくても大丈夫です。BIOS認識できるHDDは”HDD単体としてはほぼ正常な状態”です。

プラッター上のファームウェアの読み込みまでが出来ています。

私どもがデータ復旧のご依頼を受けるHDDのほとんどはBIOSで認識しない状態です。

BIOSで認識しなくとも諦めずにお問い合わせください。 論理障害の場合すらあります。


データ復旧するために

大切なデータが入っているHDDは決して基盤交換をしないでください。

もし、基盤交換をしてしまったら(業者に替えられてしまったら) 、元の基盤に戻して 私共にお送りください。
*”どちらの基盤かわからなくなった” ら両方のハードディスクをお送りください。

 

不明な点は 電話 053-542-1919  杉山まで

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  こちらのデータ復旧に関する項目も併せてご覧下さい。
プラッター交換の謎?

あるデータ復旧業者にデータ復旧を依頼したら”プラッター交換しましたが復旧できませんでした”と言う回答と共にHDDを戻された。と云う問い合わせが時々きます。

プラッターにデータが書き込まれているわけですから、交換して何を復旧するのでしょう?
また 載せ替えて 別のHDDのフレーム?ヘッドで読み出そうと言うことでしょうか?
まず 極めて高精度に作られているHDDのスピンドルを取り外すと元の精度は出ません。

この業者は本当にプラッターを交換したのでしょうか?
もし本当だとすると 無知なとんでもない業者にハードディスクを壊されたということでしょうか?


実例

最近復旧後依頼いただいたお客様のHDDですが ある業者に復旧依頼したところ
”ヘッド交換、プラッター交換したが復旧不能でした”との回答とともにも戻されてきたとのこと

当社にて開封したところ 本来基盤交換出来ない機種を基盤交換した上 プラッター上に指紋がべたべたとついており 復旧不能の状態にされていました。
技術力不足で復旧できないは致し方ないにしても、 このような業者がデータ復旧を標榜していること 本当に残念です。

<同一メーカー、同一型番でもロット毎にファームウェアが異なる理由=HDD製造方法>

HDDを生産する場合 ハードディスクメーカーはまず生産計画に基づきそのロットを生産するのに必要な部材を手配します。
(同等であればより安価なもの、より入手が簡単なものを手配することになります)

手配できた部材の特性、使用目的にあわせ 最適なファームウェアを書きます。


ファームウェアが異なる理由の主なもの
1. 用途による違いの例

HDDはあるブロック(セクター)でリードエラーを起こしたときリトライを 繰り返す事によりデータを読み出そうとしますが

a.)ビデオレコーダー用HDDの場合
 リトライを何度も繰り返すと音声や映像がとぎれるためAVの補整機能に頼ってそのブロックのデータを読み飛ばす。

b.)パソコン用(データ用)の場合
 極力そのデータを読みだすためリトライをより多く繰り返す。

等、その用途に最適なファームウェアを使用します。

2. 部材の特性に対する最適化あるいは補整
使用する部材の特性に合わせたり、(ヘッド等)個々のばらつきを補整する情報を追加します。
3. OEM先(パソコンメーカー、家電メーカー等)の要求
”動作音を小さくしたい”、”読み出しを早くしたい”等 OEM先の要求に従ったファームウェアとなります。

*大手製品(PC、AV)メーカーが使用しているものはほとんどがそのメーカ向けの特別仕様であり、同等のファームウェアを持ったHDD(ロット)は 一般市場では流通しておりません。

これらの理由により 多くの場合、同じ製品(型番)でもロットごとにファームウェアが大きく異なります。
こう書くとまるでHDDメーカーが自分の都合でデータ復旧作業を混乱させているように見えるかもしれませんが、こういったHDDメーカーの必死の努力が大容量、かつ安価なHDDを実現しているのです。

これらは内蔵、外付けハードディスクすべてに共通です。と言うより本来 内蔵用、外付け用という別のHDDの機種があるわけではありません。
また、Mac、Windows、Linux或いはNASであっても 基本的に同じHDDを使用しています。OEM供給用には それぞれのメーカー、機種にあわせ調整、選別されたものを使用していることがあります。

<余談>
コンピュータに使用するHDDはデータの確実性を高めるために、読めないブロックのリトライを繰り返します。ビデオレコーダー用HDDはリトライを繰り返す事による 画像や音が途切れることを嫌い データ補間機能に頼り リトライ回数を減らしているようです。

データ復旧可能ファイルリスト作成無料
リストの内容とお見積もりを見てからデータ復旧するかどうかお決めください。

コンピュータサポートを行っている業者様、遠慮なくお問い合わせください。
ハードディスクに関しての相談だけでも、結構です。できる限り力になります。

*Mac、Linux、NAS、RAID、暗号化ソフトを適用したHDD等 他の業者さまで復旧できなかったHDDあきらめずにお問い合わせください。

暗号化ソフト対応可能(safeboot、securerock,秘文等)

お気軽にご相談ください。 (相談無料)
データ復旧のプロ( 杉山)が直接お答えします

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090-7952-5267 杉山まで

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